[紅蓮の弓矢 / Linked Horizon]弓矢こそが自分の運命を切り拓く道具になり得る
オープニング主題歌
命を賭けて戦わねばならぬ。死の恐怖を押し殺し行動せねばならぬ。そんな者たちに捧ぐ歌とはどうあるべきか? この楽曲のように、ひたすら走る。一刻もゆるむことなく楽器をがなり立てる。考える間を与えてはならない。激しいボーカルと、それを盛りたてるギターリフは、ひとつの正解を表わしているといえるでしょう。
ただし、それだけではどこか心もとない。それだけで戦意を奮いたたせることは難しい。そこで、戦意を「弓矢」に象徴させています。弓矢こそが自分の運命を切り拓く道具になり得るのだ、と。
聴く者は、弓矢から鋭さ、禍々しさ、勇猛さをイメージします。それらがそのまま本作のイメージになるのです。いつしか、聴き手である自分も弓矢を手にしているような感覚をおぼえます。実生活でなにかに足踏みしているのなら、弓矢を手に前に進めそうな気がしてきます。そんな勇気をくれる一曲といえます。
タイトル●紅蓮の弓矢
アーティスト●Linked Horizon
作詞●Revo
作曲●Revo
編曲●Revo
アニメ●『進撃の巨人』
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