[春への伝言 / 夜道雪、七瀬彩夏、日岡なつみ]愛でて悦びを得られるモノを見つける

エンディング主題歌

一見すると高校生には似つかわしくないオートバイ〈スーパーカブ〉に乗る女の子の物語。本作はそのエンディング主題歌です。オートバイに乗っているからといって、疾走するわけではありません。だれかと走りを競うわけでもない。あくまで自分のペースを守り、自分の好きな世界を広げていきます。だからこそ、まわりの景色に意識を向ける余裕が生まれ、それを愛でる悦びを得られます。

ボーカリストは、主人公たちを演じるキャスト。名義はいずれも本人で、劇中の人物が歌っているわけではありません。つまり、少女たちの感性ではなく、あくまで“大人”の視点でとらえた真実が表現されています。

となると、きっかけはバイクでなくていい。アニメの世界から離れて現実に目を向ければ、愛でて悦びを得られる対象は、いくらでも見つけられる。それを本作は教えてくれているのかもしれません。

タイトル春への伝言
アーティスト夜道雪、七瀬彩夏、日岡なつみ
作詞ZAQ
作曲AstroNoteS
編曲AstroNoteS
アニメ『スーパーカブ』

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