[Easy Breezy / chelmico]ほんとうは刹那的な気軽さなのかも

オープニング主題歌

ほんとうはものすごく悩んでいるはずなのです。肩に重い“荷物”がのしかっているはず。けれども、「たいしたことない」と自分を偽らなければ、前に進むことができないのでしょう。

学校の部活でアニメをつくる作品の主題歌だから、“荷物”とは創作の悩みということになります。ただ、楽しい作品を生み出そうとしているわけだから、苦しさは悦びでもあるはずです。

楽曲は、チャカポコと軽薄さを前面に出しています。ふわふわと風にのるように身をまかせます。軽快なリズムに心も弾みだしているから、足どりは軽く、前に進んでいくのはたやすいように思えてきます。

サビでは、重力がなくなって一気に高く跳んでいけるような気がする。そこは心地よさを感じるのだけど、一方で地に足がつかない不安も少しだけ感じてしまう。ほんとうはじつに刹那的な、薄氷のうえを歩いているような“気軽さ”なのかもしれません。

タイトルEasy Breezy
アーティストchelmico
作詞Rachel・Mamiko
作曲ryo takahashi・Rachel・mamiko
編曲pistachio studio
アニメ『映像研には手を出すな!』

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