[Black Holy / 小松未可子]心の〈闇〉に希望を見る

エンディング主題歌

人は絶望の縁に立たされたとき、みずからの心に〈闇〉を見ます。〈闇〉が自分を蝕んでいく錯覚に陥る。でも、その〈闇〉が宇宙のそれだったらどうでしょう? 宇宙では、星が光っていないところは漆黒の〈闇〉に見えます。そこにあるのは「絶望」ではなくて「可能性」です。「可能性」は「希望」と言いかえることもできるでしょう。そう考えると、自分の心に巣くう〈闇〉は、「絶望」ではなくて「希望」ではないでしょうか?

本作は、心と宇宙の〈闇〉を同一のものと見なし、そこに「希望」を見出します。〈闇〉は不安や悩みを呼びおこしがちですが、歌の力強さでそれを打ち消していきます。歌い手のそんな心情を、やはり力強さを持った伴奏が盛りたてるのです。本作を味わったあと、宇宙に想いをはせると、エネルギーが心の奥底からわいてくる気がしてきます。

タイトルBlack Holy
アーティスト小松未可子
作詞只野菜摘
作曲nishi-ken
編曲nishi-ken
アニメ『モーレツ宇宙海賊』

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