[ふわふわ時間 / 桜高軽音部]タイトルとは裏腹に「ふわふわ」していません
挿入歌
「ふわふわ時間」 というタイトルですが、じつはまったく「ふわふわ」していません。これこそが本作の最大のポイント。
歌と演奏は、劇中の主人公たちの集まったバンドで、イメージはたしかに「ふわふわ」しています。見た目やふるまい、エピソード。これらを端的に表わせば「ふわふわ」。たしかに彼女たちにこれほどふさわしい表現はありません。
しかしながら、いちど演奏が始まれば、これがまったく「ふわふわ」していないのです。ギターの伴奏は力強く、ドラムは素早いリズムを刻みます。キーボードも、どちらかといえば情熱的。そう。ふだんの「ふわふわ」にかかわらず、つい情熱がほとばしってしまった。だから、タイトルとは裏腹に、力みなぎる情感あふれた楽曲になってしまいました。もっとも、そこで歌われているのは、青春ならではの微笑ましい悩みではあるのだけれど。
タイトル●ふわふわ時間
アーティスト●桜高軽音部
作詞●秋山澪
作曲●前澤寛之
編曲●前澤寛之
アニメ●『けいおん!』
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