[GO! GO! MANIAC / 放課後ティータイム]高校生は好き勝手に演奏しちゃえ
オープニング主題歌
劇中の高校で全校生徒から絶大な人気を誇るバンド〈放課後ティータイム〉の楽曲。なぜこれほどまでに支持されているのでしょうか。この疑問を解くことが楽曲の魅力、ひいては味わいかたを知る手がかりとなります。
じつは、ボーカルやギター・ベース・ドラムといったパートごとに注意して聴いてみると、それぞれが好き勝手に、情熱のおもむくまま、てんでバラバラに音を鳴らしているように感じます。ボーカルは、息継ぎする間も惜しむように矢継ぎ早にコトバを繰り出し、ギターはなかばヤケクソ気味に激しいビートを刻みます。ところが、それらがひとつの楽曲として組み合わさると、きちんと音楽としてまとまるから不思議です。「好き勝手に」「情熱のおむむくまま」という点で、じつは統一されているからでしょうか。その音楽に対する姿勢は、そのまま「高校生は好き勝手にやっちゃえ」というふるまいかたにつながります。そこに聴く者は共感するわけです。
タイトル●Go! Go! MANIAC
アーティスト●放課後ティータイム
作詞●大森祥子
作曲●Tom-H@ck
編曲●Tom-H@ck
アニメ●『けいおん!!』
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