[花一匁 / BURNOUT SYNDROMES]命をやりとする過酷さに悲愴感は漂っていない

エンディング主題歌

昔の遊びの名前をタイトルに冠しています。無邪気な童心を歌っているわけでは、もちろんありません。実際の花一匁は、戯れて子どもをやりとりするものですが、この楽曲であつかっているのは、もっと思いものに思えます。たとえば〈命〉。神と命をやりとりする。そんなイメージが頭に浮かびます。明日をも知れぬ不条理を歌っていると考えられるのです。

過酷な世に生まれてしまった悲運を嘆くような悲愴感が漂っているわけでもありません。ギターリフは気持ちを盛りたて、ドラムが背中を押して前へと進ませます。歌声は滑らかで、ときに高音で飛翔さえする。むしろ、前向きに人生に対峙しています。つまり、人生賛歌というわけです。

タイトル花一匁
アーティストBURNOUT SYNDROMES
作詞熊谷和海
作曲熊谷和海
編曲いしわたり淳治・BURNOUT SYNDROMES
アニメ『銀魂 銀ノ魂篇』

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