[なだめスかし Negotiation / 鹿乃]コトバとは裏腹に恋心が透けて見える

オープニング主題歌

出だしからマシンガンのようにコトバが次々と繰り出されます。曲が進んでも勢いは衰えず、怒濤のフレーズの嵐が続きます。情熱がほとばしり、想いに口がついていっていないようです。

ここまで矢継ぎ早に歌詞をまくし立てるのはなぜでしょう? 察するに、本心を隠したいからではないでしょうか。相手を批難しているような態度とは裏腹に、心の奥底にはほのかな恋心が透けて見えます。その本心を隠すための早口なのですが、ところどころに本音がこぼれたりして、歌い手の乙女心や人間味を浮かびあがらせます。

ただし、本作の歌い手はアニメの登場人物ではありません。ボーカリストはあくまで劇中のヒロインの気持ちを代弁しているだけです。アニメのヒロインがボーカルに加わる「TV Size」バージョンでは、よりその心情がつかめるでしょう。

タイトルなだめスかし Negotiation
アーティスト鹿乃
作詞田代智一
作曲田代智一
編曲伊藤翼
アニメ『宇崎ちゃんは遊びたい!』

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